非常食をそろえたいと思っても、「防災専用の商品は高い」「近所のスーパーで買えるもので備えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
非常食は、5年保存のアルファ米や保存パンだけではありません。パックご飯、レトルト食品、缶詰、魚肉ソーセージ、シリアル、野菜ジュースなど、スーパーで普段購入している食品も備蓄に活用できます。
結論からいうと、スーパーの食品だけでも家庭備蓄の大部分をそろえられます。ただし、停電・断水直後に備えて、最初の1日分は水や火を使わずに食べられる食品を優先することが大切です。
この記事では、スーパーで買える非常食15種類と、売り場、選び方、安くそろえる方法を紹介します。
- スーパーで買える非常食15種類
- 水・火なしで食べられる食品
- 非常食が置かれている売り場
- 安くそろえる方法
- スーパーの食品と長期保存食の使い分け
- スーパーで非常食はそろえられる?
- スーパーで買える非常食15選【比較表】
- 1.パックご飯
- 2.レトルトおかゆ
- 3.レトルトカレー・丼の具
- 4.魚の缶詰
- 5.肉の缶詰
- 6.豆・コーン・野菜の缶詰
- 7.果物の缶詰
- 8.魚肉ソーセージ
- 9.シリアル・オートミール
- 10.ロングライフ牛乳・豆乳
- 11.カップ麺
- 12.早ゆで乾麺
- 13.即席みそ汁・スープ
- 14.野菜ジュース
- 15.栄養補助食品・菓子・ナッツ
- 水・火なしで食べられる食品はどれ?
- 非常食はスーパーのどの売り場にある?
- スーパーで非常食を安くそろえる方法
- スーパーで非常食を選ぶときの注意点
- スーパーの食品と長期保存食をどう組み合わせる?
- スーパーで買える非常食のよくある質問
- まとめ|スーパーの食品と長期保存食を組み合わせよう
- 参考文献・参考URL
スーパーで非常食はそろえられる?
防災専用品を扱う売り場が小さいスーパーでも、通常の食品売り場を回れば、備蓄に使える食品を見つけられます。
農林水産省は、家庭備蓄に活用できる食品として、パックご飯、乾麺、カップ麺、缶詰、レトルト食品、野菜ジュース、果物缶、ロングライフ牛乳、菓子類などを紹介しています。
防災専用品でなくても備蓄できる
非常食を選ぶときに重要なのは、「非常食」と書かれているかどうかだけではありません。
次の条件を満たす食品なら、日常用の商品も家庭備蓄に利用できます。
- 未開封で常温保存できる
- 賞味期限まで余裕がある
- 普段から食べ慣れている
- 簡単に調理できる
- 食べ切りやすい容量である
- 家族のアレルギーや食事制限に合っている
スーパーで買える食品は、普段の食事で消費し、使った分を買い足すローリングストックに向いています。
最低3日分、できれば1週間分を目安にする
内閣府は、各家庭で最低3日分、できれば1週間分の飲料水と食料を備蓄するよう案内しています。
大規模災害では、物流の停止や店舗の休業によって、数日間買い物ができない可能性があります。災害発生後にスーパーへ買いに行くのではなく、平常時から少しずつ備えておきましょう。
1週間分を一度に購入するのが難しい場合は、まず3日分を用意し、その後少しずつ増やしていく方法でも構いません。
最初の1日分は調理不要食品を選ぶ
災害直後は、電気・ガス・水道が同時に使えなくなる可能性があります。また、避難や片付けに追われ、調理する余裕がないことも考えられます。
最初の1日分には、次のような食品を用意すると安心です。
- 開封してそのまま食べられる缶詰
- そのまま食べられるレトルト食品
- 魚肉ソーセージ
- シリアル
- 栄養補助食品
- 野菜ジュース
- ビスケットやようかん
水なしで食べられる食品については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
水なしで食べられる非常食おすすめ|調理不要のご飯・おにぎりも紹介
スーパーで買える非常食15選【比較表】
スーパーで買える食品を、必要な水や加熱の有無で比較します。
| 食品 | 水・加熱 | 主な役割 | 売り場 |
|---|---|---|---|
| パックご飯 | 加熱推奨 | 主食 | 米・レトルト |
| レトルトおかゆ | そのまま可能な商品あり | 主食 | レトルト |
| レトルトカレー・丼の具 | そのまま可能な商品あり | 主菜 | レトルト |
| 魚の缶詰 | 基本的に調理不要 | 主菜 | 缶詰 |
| 肉の缶詰 | 基本的に調理不要 | 主菜 | 缶詰 |
| 豆・コーン・野菜缶 | 基本的に調理不要 | 副菜 | 缶詰 |
| 果物缶 | 調理不要 | 果物・間食 | 缶詰 |
| 魚肉ソーセージ | 調理不要の商品あり | 主菜・補助 | 練り物・常温食品 |
| シリアル・オートミール | 種類による | 主食 | 朝食食品 |
| ロングライフ牛乳・豆乳 | 調理不要 | 飲み物・栄養補助 | 飲料・牛乳 |
| カップ麺 | お湯が必要 | 主食 | 即席麺 |
| 早ゆで乾麺 | 水と加熱が必要 | 主食 | 乾麺 |
| 即席みそ汁・スープ | お湯が必要 | 汁物 | インスタント食品 |
| 野菜ジュース | 調理不要 | 副菜・飲み物 | 飲料 |
| 栄養補助食品・菓子・ナッツ | 調理不要 | 間食・補助 | 菓子・健康食品 |
「そのまま食べられるか」「常温保存できるか」は商品によって異なります。購入した商品のパッケージ表示を必ず確認してください。
1.パックご飯
パックご飯は、炊飯する手間を省ける主食です。米を研ぐ必要がなく、1食分ずつ包装されているため、人数に合わせて管理できます。
電子レンジや湯せんで温める商品が一般的です。温めずに食べられる場合でも、ご飯が硬くほぐれにくいことがあります。災害時に使うなら、カセットコンロと鍋も一緒に備えましょう。
購入時には、次の項目を確認します。
- 賞味期限
- 電子レンジ以外の調理方法
- 1パックの量
- 湯せん時の加熱時間
アルファ米とパックご飯の違いは、以下の記事で詳しく比較しています。
アルファ米とパックご飯は非常食にどっちがおすすめ?保存期間・水・温め方を比較
2.レトルトおかゆ
レトルトおかゆは、やわらかく水分を含んでいるため、食欲が落ちているときにも選びやすい主食です。
温めずに食べられる商品なら、停電や断水時にも利用できます。ただし、商品によって調理方法が異なるため、「そのままでも食べられる」などの表示を確認してください。
おかゆは普通のご飯よりカロリーが低い商品も多いため、缶詰や栄養補助食品などを組み合わせます。
3.レトルトカレー・丼の具
レトルトカレー、牛丼の具、親子丼の具などは、普段の食事で消費しやすい備蓄食品です。
温めずに食べられる商品もありますが、常温では油脂が固まり、食感や風味が気になる場合があります。また、カレーや丼の具だけでは主食にならないため、パックご飯やアルファ米も必要です。
商品を選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 温めなくても食べられるか
- 常温での食べやすさ
- 辛さ
- 塩分
- アレルギー表示
- ご飯が付属しているか
レトルト食品をそのまま食べる場合の注意点は、以下の記事で解説しています。
非常食は温めなくても食べられる?レトルト食品をそのまま食べる注意点
4.魚の缶詰
ツナ、サバ、イワシ、サンマなどの缶詰は、開封してそのまま食べられ、たんぱく質を補える食品です。
味付き缶なら調味料がなくても食べやすく、ツナ缶や水煮缶なら、パックご飯、乾麺、スープなどにも加えられます。
災害用に選ぶなら、缶切りを使わずに開けられるプルトップ式が便利です。開封後は保存せず、できるだけ一度で食べ切れる容量を選びましょう。
5.肉の缶詰
焼き鳥、コンビーフ、牛肉の大和煮などの缶詰も、調理不要のおかずとして利用できます。
魚の缶詰とは味や食感が違うため、非常食に変化をつけられます。一方、味付きの商品は塩分が多い場合があるため、栄養成分表示を確認しましょう。
肉と魚の缶詰を両方備えておくと、同じおかずが続くことを避けられます。
6.豆・コーン・野菜の缶詰
大豆、ミックスビーンズ、コーン、トマトなどの缶詰は、主食や肉・魚に不足しやすい栄養を補うために役立ちます。
そのまま食べられる商品なら、缶を開けるだけで副菜になります。食塩無添加や水煮の商品は、スープやパスタなどにも使いやすいでしょう。
ただし、缶の汁を捨てる必要がある商品は、断水時に処理しにくいことがあります。汁ごと料理に使えるか、内容量を食べ切れるかも確認してください。
7.果物の缶詰
みかん、桃、パイナップルなどの果物缶は、調理せずに食べられます。食事が単調になりやすい避難生活で、甘味や果物を取り入れられるのがメリットです。
シロップも水分になりますが、飲料水の代わりになるものではありません。缶詰は重量があるため、防災リュックよりも自宅備蓄に向いています。
開封後は傷みやすいため、小さめの缶や食べ切れる量の商品を選びましょう。
8.魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージは、常温保存でき、加熱せずに食べられる商品があります。袋を開けるだけなので、災害直後のたんぱく質補給に便利です。
細長く収納しやすく、缶詰のような重い容器や鋭いふたもありません。
ただし、すべての商品が同じ保存条件ではありません。常温保存の可否と賞味期限を確認し、直射日光や高温になる場所を避けて保管してください。
9.シリアル・オートミール
シリアルは調理せず、そのままでも食べられます。牛乳や豆乳をかければ食べやすくなりますが、飲み物がなくても食べられるか、平常時に試しておくと安心です。
オートミールは、商品や食べ方によって水や加熱が必要です。災害直後にはそのまま食べられるシリアル、在宅避難では調理できるオートミールというように使い分けられます。
大袋は開封後の湿気対策が必要なので、小分け商品も検討しましょう。
10.ロングライフ牛乳・豆乳
未開封で常温保存できるロングライフ牛乳や豆乳は、飲み物としてだけでなく、シリアルと組み合わせる食品としても便利です。
一般的な要冷蔵牛乳とは保存条件が異なります。常温保存可能と明記された商品を選んでください。
開封後は長期保存できないため、災害用には一度で飲み切れる小容量の商品が適しています。
常温保存牛乳を非常食にする場合の注意点は、以下の記事でも説明しています。
常温保存できる牛乳は非常食になる?賞味期限・保存方法と選び方
11.カップ麺
カップ麺は、お湯を注ぐだけで食べられるため、在宅避難用の主食になります。容器を食器として使える点もメリットです。
一方、調理には水と熱源が必要です。商品によっては1個当たり300~500ml程度の水を使うため、カップ麺だけを大量に備えると保存水や燃料を消費します。
また、スープをすべて飲むと塩分を多く摂取しやすくなります。残ったスープをどう処理するかも考えておきましょう。
12.早ゆで乾麺
パスタ、そうめん、うどんなどの乾麺は、安く購入でき、ローリングストックしやすい主食です。
非常食用には、細い麺や早ゆでタイプを選ぶと、加熱時間とカセットボンベの消費を抑えられます。
ただし、乾麺は水、鍋、熱源、つゆやソースが必要です。断水直後ではなく、調理環境を確保できる在宅避難の後半に向いています。
13.即席みそ汁・スープ
即席みそ汁やスープは、少量のお湯で温かい汁物を作れます。パックご飯やパンだけでは食べにくいときにも役立ちます。
粉末、フリーズドライ、カップ入りなどがあります。備蓄時には、必要なお湯の量、食器の有無、塩分を確認しましょう。
レトルト、フリーズドライ、粉末スープの違いについては、以下の記事で比較しています。
非常食のスープおすすめは?レトルト・フリーズドライ・粉末を比較
14.野菜ジュース
野菜ジュースは、開封してすぐ飲むことができ、普段の食事でも消費しやすい食品です。
非常食はご飯、パン、麺、缶詰などに偏りやすいため、野菜を取り入れる選択肢として備えられます。
ただし、野菜ジュースだけで生野菜と同じ栄養をすべて補えるわけではありません。あくまで備蓄食品の一つとして利用します。
大容量ボトルは開封後の保管が難しいため、常温保存できる飲み切りサイズが便利です。
15.栄養補助食品・菓子・ナッツ
栄養補助食品、ビスケット、ようかん、ナッツ、チョコレートなどは、調理せずに食べられ、持ち運びやすい食品です。
災害直後に食事を用意できない場合や、移動中のエネルギー補給に役立ちます。
ただし、お菓子だけでは主食・主菜・副菜の代わりになりません。食事に加える補助食品として備えましょう。
スーパーで買えるお菓子と長期保存用のお菓子は、以下の記事で詳しく比較しています。
非常食になるお菓子おすすめ12選|スーパーで買える市販品と長期保存品を比較
水・火なしで食べられる食品はどれ?
停電・断水直後に備えるなら、調理不要食品を別にまとめておくと便利です。
主食として選べるもの
- そのまま食べられるレトルトおかゆ
- シリアル
- 栄養補助食品
- クラッカーやビスケット
- 長期保存パン
一般的なパックご飯は加熱した方が食べやすいため、「水・火なし食品」の中心にはしない方がよいでしょう。
おかずとして選べるもの
- 魚の缶詰
- 肉の缶詰
- 豆・コーンなどの缶詰
- 魚肉ソーセージ
- そのまま食べられるレトルトおかず
缶詰はプルトップ式を選び、レトルト食品は加熱せず食べられるかを商品表示で確認します。
飲み物と補助食品
- 保存水・ミネラルウォーター
- 野菜ジュース
- 常温保存できる豆乳
- ロングライフ牛乳
- ゼリー飲料
甘い飲み物や野菜ジュースだけでは水分補給が偏るため、飲料水は別に必要です。
非常食はスーパーのどの売り場にある?
通常の食品売り場を回る
非常食に使える食品の多くは、防災用品売り場ではなく、通常の食品売り場にあります。
効率よく探すなら、次の順番で回ると分かりやすいでしょう。
- 飲料売り場で水・野菜ジュース・豆乳
- 米売り場でパックご飯
- レトルト売り場でおかゆ・カレー・丼の具
- 缶詰売り場で魚・肉・豆・果物
- 即席麺売り場でカップ麺・スープ
- 乾麺売り場で早ゆで麺
- 朝食食品売り場でシリアル
- 菓子・健康食品売り場で補助食品
防災用品・特設売り場も確認する
大型スーパーでは、防災用品、アウトドア用品、日用品売り場に長期保存食品が置かれている場合があります。
防災週間や災害報道が増える時期には、入口付近や特設コーナーに保存水、アルファ米、保存パンなどが並ぶこともあります。
店舗によって配置が異なるため、見つからない場合は店員に確認してください。
店舗にない商品は通販で補う
スーパーでは日常用の食品をそろえ、5年保存のアルファ米、保存用おにぎり、長期保存パンなどは通販で補う方法もあります。
重い保存水や缶詰セットは、Amazonや楽天市場の配送を利用すると持ち帰る負担を減らせます。
ただし、価格だけでなく、賞味期限の残存期間、内容量、送料も確認しましょう。
スーパーで非常食を安くそろえる方法
防災専用品だけでそろえない
家族全員の1週間分を長期保存専用品だけでそろえると、費用が高くなりやすくなります。
次のように役割を分けると、費用を抑えやすくなります。
- 最初の1日分:調理不要の長期保存食
- 2~3日目:缶詰・レトルト・パックご飯
- 4日目以降:乾麺などのローリングストック食品
プライベートブランドも比較する
パックご飯、レトルトカレー、缶詰、即席スープなどは、スーパーのプライベートブランドでも販売されています。
価格だけでなく、次の条件を比べましょう。
- 1食当たりの内容量
- カロリー
- 賞味期限
- 開封方法
- 調理に必要な水量
- 加熱時間
セール時に少しずつ買う
一度に大量購入せず、普段の買い物で1~2個多く買う方法なら、家計への負担を分散できます。
最初に収納場所と必要数を決めておくと、安いからという理由で買いすぎることも防げます。
ローリングストックで廃棄を減らす
ローリングストックとは、普段食べている食品を少し多めに保管し、古いものから食べ、使った分を補充する方法です。
食べ慣れた食品を非常時にも利用でき、賞味期限切れによる廃棄を減らせます。
非常食のローリングストックとは?おすすめ食品と1週間分の備蓄リスト
スーパーで非常食を選ぶときの注意点
未開封で常温保存できるか確認する
スーパーの棚に並んでいても、購入後の保存条件がすべて同じとは限りません。
「要冷蔵」「10℃以下で保存」などと書かれた食品は、停電時の長期備蓄には向きません。常温保存可能な商品を選び、直射日光や高温多湿を避けて保管します。
賞味期限だけで選ばない
賞味期限が長くても、家族が食べない食品や、調理に大量の水を使う食品では役立たない可能性があります。
保存期間に加えて、味、量、調理方法、必要な道具を確認してください。
必要な水と燃料も計算する
パックご飯、カップ麺、乾麺、即席スープなどには、水や燃料が必要です。
食品だけを数えて安心せず、調理用水とカセットボンベも一緒に用意します。
食べ切れる容量を選ぶ
災害時は冷蔵庫が使えず、開封した食品を保存できない可能性があります。
大容量商品の方が割安でも、食べ切れずに廃棄する可能性があります。家族人数に合った容量や個包装の商品を選びましょう。
アレルギー表示を確認する
家族に食物アレルギーがある場合は、平常時から食べられる商品を分けて備蓄します。
似た商品でも、味や製造時期によって原材料が異なることがあります。購入時にパッケージの表示を確認してください。
スーパーの食品と長期保存食をどう組み合わせる?
| 時期 | 優先する食品 | 例 |
|---|---|---|
| 災害直後 | 水・火なしで食べられるもの | 缶詰、魚肉ソーセージ、保存パン、栄養補助食品 |
| 2~3日目 | 簡単に調理・加熱できるもの | パックご飯、レトルト食品、即席スープ |
| 4日目以降 | 水と燃料を使う日常食品 | 乾麺、パスタ、オートミール |
実際には、ライフラインや家族の体調に応じて順番を変えます。
スーパーの食品は安く補充しやすい一方、調理が必要な商品も多いため、調理不要の長期保存食も一定数残しておきましょう。
スーパーで買える非常食のよくある質問
普通のレトルト食品は非常食になりますか?
未開封で常温保存でき、賞味期限まで余裕がある商品なら、家庭備蓄に利用できます。
ただし、温めずに食べられるか、別にご飯が必要か、開封後に食べ切れるかを確認してください。
冷蔵売り場の商品は備蓄できますか?
要冷蔵商品は、停電が長引くと安全に保存できなくなるため、長期の非常食には向きません。
災害発生後は冷蔵庫の食品を先に消費できますが、長期備蓄には常温保存できる商品を選びましょう。
安い食品だけでも大丈夫ですか?
価格が安くても、普段食べていて、常温保存でき、必要な栄養と食数を確保できるなら備蓄に使えます。
ただし、カップ麺やお菓子だけに偏らず、主食、肉・魚・豆、野菜や果物を組み合わせることが大切です。
賞味期限は何年以上必要ですか?
ローリングストックなら、必ずしも3年・5年保存の商品だけを選ぶ必要はありません。
普段から消費して補充できる食品なら、数か月から1年程度の賞味期限でも管理できます。交換を忘れやすい食品や防災リュックには、長期保存品を利用すると管理しやすくなります。
災害が起きてからスーパーへ買いに行ってもよいですか?
災害発生後は、店舗の休業、道路の混雑、商品の売り切れが発生する可能性があります。また、移動自体が危険になる場合もあります。
災害後の買い物を前提にせず、平常時に最低3日分、できれば1週間分を準備しておきましょう。
まとめ|スーパーの食品と長期保存食を組み合わせよう
スーパーの通常売り場には、非常食として使える食品が数多くあります。
- スーパーの食品でも家庭備蓄をそろえられる
- 最初の1日分は水・火なしで食べられる食品を選ぶ
- 主食だけでなく、肉・魚・豆・野菜も組み合わせる
- 缶詰はプルトップ式、飲料は小容量が便利
- 調理する食品には水とカセットボンベも必要
- ローリングストックなら費用と廃棄を抑えやすい
- 専用非常食とスーパーの食品を使い分ける
最初から完璧な1週間分をそろえる必要はありません。まずは普段食べているパックご飯、缶詰、レトルト食品などを1~2個多く購入し、3日分の備蓄を作るところから始めましょう。
非常食全体の選び方を確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
非常食のおすすめを目的別に比較|まずいを避ける選び方と1週間分の備蓄例


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